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4月は芝桜のスロープ、5月は世界に愛された薔薇。花好きなら必見!
泉南市農業公園「花咲きファーム」には、世界の薔薇愛好家垂涎の的、デビッド・オースチン・ロージズ社のイングリッシュローズガーデンがあります。約3,000株以上の薔薇が咲きそろう春と、色や香りが更に濃厚になる秋にはローズ・フェスティバルが開催されます。社の最新の薔薇を実際に見たり、同社のスタッフに助言を受けたりして購入することができます。
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子供から大人まで楽しめる農業体験。宿泊もOK!
紀泉わいわい村は、2023年4月1日より全面リニューアル中です。詳しくは下記↓ウェブサイトをご覧ください。 自然体験や里山生活体験、農業体験、季節遊び体験など様々なプログラムが用意されている里山の自然学校。ここでは里山がまるごと教室です。ご飯を薪と炭を使った釜で炊き、囲炉裏を囲んで食事をし、五右衛門風呂にはいったりと、昔の日本も体験できます。楽しみながら自然や環境の大切さも学べる施設です。 また、テントサイトもあり、野外でキャンプも楽しめます。テントの持ち込みもできますが、貸し出しもあります。
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被害根絶の願いを込めて
大阪府泉南地域は、明治末から石綿(アスベスト)繊維産業が盛んでした。なかでもここ泉南信達地区は工場が集中立地する石綿紡績産業の中心地でした。 2006年から8年半の長きにわたり続いた泉南アスベスト国家賠償請求訴訟は、2014年最高裁にて原告勝訴の判決が確定しました。その勝訴を記念し、また石綿被害により奪われた多くの命の鎮魂、すべての石綿被害根絶の願いを込めて、2015年に訴訟関連団体により「泉南石綿の碑(せんなんせきめんのひ)」が建立されました。
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弘法大師に出会えるかも!?
浜街道(孝子越え街道)の樽井から、弘法大師の像がある林昌寺まで、野中を行く道が大師道で、昔は弘法大師信仰の道として親しまれてきました。 初秋には黄金の稲穂に赤い曼珠沙華と鮮やかなコントラストを楽しめる風景が広がります。
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信長の道
信達市場から男里を通り、鳥取荘(阪南市)にいたる、全長5.5kmの道です。織田信長の紀州雑賀攻めに際し整備されたのでこの名で呼ばれています。
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風吹峠を越えて紀州へ
信達から紀州根来までの全長17kmの道です。根来街道は樽井を起点とし、信達から風吹峠を越え紀州街道まで続きますが、その起点の碑が樽井にあります。浜街道と根来街道の交差点にあるこの碑には1839年の銘が記され、下記のとおりの道標が残っています。 (正面)「すぐ大川左紀州いせきこえ」 (南面)「右大坂」 (北面)「すぐ大坂」 (裏面)「天保十巳亥年十月吉日」
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藤原定家の手記にも記された王子跡
地蔵菩薩 馬頭(ばとう)観音を祀っており、この辺りに熊野詣の九十九王子のひとつ、信達一之瀬王子があったと想定されています。鎌倉時代初期の歌人藤原定家の熊野御幸記によると「天晴るる払暁道にいでて信達一ノ瀬王子に参ず また坂の中において祓う 次いで地蔵堂の王子に参ず 次いでウハ目王子に参ず」とあり、後鳥羽上皇一行がここを出発したときの様子が記されています。
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紀州公の愛した宿
参勤交代の折に紀州徳川家が泊まった本陣です。紀州街道は、紀州藩と岸和田藩の参勤交代路として整備され、紀州徳川家の参勤交代は、この角谷(つのや)家本陣で一泊することが習わしとなっていました。 紀州公ゆかりの調度品や、八代将軍吉宗の紀州藩時代の宿札、約1,500人とも伝わる大名行列の宿割をはじめとして当時の様子がうかがえる貴重な古文書も多く保存されています。写真は当時の勝手門で、右手の2階建ての蔵の部分に、人足(にんそく)の手配や荷物の継ぎたてをする人馬問屋が置かれていました。
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「あじさいの寺」で泉南市を一望
神亀年間(724年頃)行基により創建され、聖武天皇の勅願寺であったと伝えられています。本尊は行基自作の秘仏であり、60年に1度の御開帳となっています。 6月には、参道石段の両脇や二つのアジサイの谷をはじめ、全山がアジサイで彩られることから、アジサイ寺とも呼ばれ、プロ・アマチュアを問わず多くのカメラマンが訪れます。また、高台にある本寺からは泉南市を一望でき、さらには関西国際空港や淡路島も望む事ができます。 和泉西国三十三箇所第28番、南海沿線七福神 福禄寿 第5番、ぼけよけ地蔵尊二十四霊場 第23番でもあり、多くの参拝客が訪れます。
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熊野詣のメインルート
泉南市には歴史的に重要な5つの街道があります。ひとつめは熊野街道です。 中世には京の都から熊野三山へ詣でる「熊野街道」の宿場として、そして江戸時代には参勤交代の宿駅「信達宿」として発展してきたのが信達の地域です。 信達大苗代、市場、牧野の街並みは、今も当時の面影を強く残しています。
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重森三玲 (SHIGEMORI Mirei) のアート・ガーデン
Click the link shown at the bottom of this page for a non-machine English translation focusing on goma-burning and fire-walking rituals. 行基開山と伝わる真言宗の古刹。清雅な佇まいの境内では、山号(躑躅山)にもなっているツツジが、毎年4月下旬に色づき始めます。ツツジのあとは、京都・東福寺の本坊庭園(国の名勝)などでも知られる日本を代表する作庭家・重森三玲 (SHIGEMORI Mirei) 氏の「法林の庭 (Horin-no-niwa Garden)」でサツキが見頃を迎えます。
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信達宿の4万房の藤
古い街並みが残る熊野街道にある梶本さんのお宅では、樹齢40年を超える1本の野田藤が毎年4万もの花房をつけ、街道には藤の香りが漂います。藤が見頃を迎える毎年4月中旬から下旬には、藤棚が一般公開され、藤棚のそばに鑑賞台が設置され、眼下に広がる藤の花房を見渡すことができます。また土日には「ふじまつり」も開催され、熊野街道は多くの花見客で賑わい、熊野詣や参勤交代の一行が訪れた往時を彷彿とさせます。 信達宿は、熊野街道沿いの宿場町であり、また、江戸時代には、紀州徳川家の参勤交代時の最初の宿場であり、梶本家は屋号を「油新(ゆうしん)」という、油類も商う旅籠でした。