スポット紹介
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砂川公園の一角に残る大自然の遺物。200万年前の洪積期にできた砂岩が堆積し、地殻変動により隆起して丘陵となったもので、非常にもろく雨水等で削られた姿が流れる川のようにみえることから「砂川」と称されました。一大行楽地であった戦前と比べて現在は規模がかなり縮小されましたが、現在でも当時の名残を垣間見ることができます。
スポットの魅力
飛ぶ龍のごとし
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戦前は、昭和5年に開業した阪和電鉄(JR阪和線の前身)が「天下の奇勝」として本格的に宣伝したこともあり、沿線随一の観光拠点でした。白い砂岩と松の緑が美しい景観は、『大阪府全志』に「峙てるものは飛龍の形を為し、伏せるものは猛虎の蹲れるが如し」と謳われており、往時の壮大な景観を想像することができます。
その後、宅地開発の波が押し寄せ、現在は住宅地の一角の公園としてその姿をとどめています。
基本情報
スポット名 | 砂川奇勝 |
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住所 | 泉南市信達市場31番地の128付近 |
駐車場 | 無し |
アクセス |
JR阪和線「和泉砂川駅」下車 徒歩20分 もしくは、コミュニティバス砂川方面回り「砂川台団地北」下車 |
備考 |
砂川奇勝についてのコラムはコチラ↓↓
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