スポット紹介

恋するせんなん

地蔵菩薩 馬頭(ばとう)観音を祀っており、この辺りに熊野詣の九十九王子のひとつ、信達一之瀬王子があったと想定されています。鎌倉時代初期の歌人藤原定家の熊野御幸記によると「天晴るる払暁道にいでて信達一ノ瀬王子に参ず また坂の中において祓う 次いで地蔵堂の王子に参ず 次いでウハ目王子に参ず」とあり、後鳥羽上皇一行がここを出発したときの様子が記されています。

スポットの魅力

熊野街道・緑の一里塚

恋するせんなん

2018年、大阪ミュージアム基金「恒常的なまちの魅力向上支援事業」を活用して、「熊野街道・緑の一里塚」が整備されました。 江戸時代、街道沿いに一里(約3.927km) 毎に設置された塚は、長い道中、旅人が目印とし、傍らに植えられた大きな木の陰でほっと一息つける場所になっていました。その塚の現代版です。 
近年、熊野街道を徒歩や自転車でめぐる人々が増えています。その昔何日もかけて「聖地・熊野」を目指した人たちの道中を思う道標の役割を果たすことでしょう。

基本情報

スポット名 伝 信達一之瀬王子跡
住所 〒590-0522 泉南市信達牧野
駐車場 無し
アクセス JR阪和線「和泉砂川駅」下車 徒歩15分

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