熊野街道を巡る!ウォーキングコース!

街道沿いの魅力を詰め込んだコースです。

たくさんの歴史スポットやお花スポットがあるので花の時期に合わせて歩くのもおすすめです!

 

※国史跡海会寺跡広場(一岡神社)は埋蔵文化財センターの向かいにあります。
アプリのルート設定の関係上、Google MAPには反映されておりませんので予めご了承ください。

 

【ウォーキングコース】
1.埋蔵文化財センター
2.国史跡海会寺跡広場(一岡神社)
3.大阪府史跡・厩戸王子跡
4.信達宿本陣跡・角谷家
5.真如寺
6.長慶寺
7.信達宿の野田藤
8.アトリエ泉南石綿の館・泉南石綿碑
9.往生院 
10.伝 信達一之瀬王子跡
11.林昌寺

【参考時間:徒歩約2時間】

1.埋蔵文化財センター

白鳳時代の大寺院「海会寺」跡に隣接し、史跡から発掘された出土品を展示しています。出土遺物のうち302点が国重要文化財に指定されており、2階の常設展示室では海会寺の出土品を中心に文化遺産の情報を発信しています。また、歴史関連図書やビデオなどを自由に閲覧できる図書情報コーナーが利用できます。また関連出版物の購入もできます。

ロビーには、海会寺の五重塔の頂上に金色に輝く相輪(そうりん)の復元模型が展示されています。高さ10メートルを超えていた相輪部分の3分の1スケールの模型で、当時の壮麗な姿を想像する事ができます。

 

 

 

2.国史跡海会寺跡広場(一岡神社)


約1350年前、白鳳時代に建立された巨大な寺院遺跡で、国の史跡に指定されています。幾度かの火事にあい、建物は残っていませんが、奈良の法隆寺と同じ伽藍配置を採用した寺院としては最古級のもので、数多くの建物が立ち並ぶ大寺院でした。現在の寺院跡は公園として整備されており、五重塔基壇や回廊跡などが部分的に復元され、実際に足を踏み入れて往時の壮麗さを体感することができます。また302点の出土品は一括して国の重要文化財に指定されており、隣接する「泉南市埋蔵文化財センター」に常設展示されています。

 

3.大阪府史跡・厩戸王子跡

熊野九十九王子社の一つで、明治40年に厩戸王子神社が一岡神社に合祀されて以降、現在の王子跡には石碑が残るのみとなっており、大阪府の指定史跡にもなっています。

平安時代の歌人藤原定家がつづった「後鳥羽院熊野御幸記」には、後鳥羽上皇の熊野詣の様子が記されており、熊野王子に参り、信達宿に宿泊したとの記述があります。

 

4.信達宿本陣跡・角谷家

参勤交代の折に紀州徳川家が泊まった本陣です。紀州街道は、紀州藩と岸和田藩の参勤交代路として整備され、紀州徳川家の参勤交代は、この角谷(つのや)家本陣で一泊することが習わしとなっていました。

紀州公ゆかりの調度品や、八代将軍吉宗の紀州藩時代の宿札、約1,500人とも伝わる大名行列の宿割をはじめとして当時の様子がうかがえる貴重な古文書も多く保存されています。写真は当時の勝手門で、右手の2階建ての蔵の部分に、人足(にんそく)の手配や
荷物の継ぎたてをする人馬問屋が置かれていました。

 

5.真如寺


真如寺(法性山寂静院)は、正式な本陣である角谷家に対し、紀州藩の隠れ本陣として使われていました。
部屋の襖をはずすと500人もの一行が一堂に会することの出来る大広間としても使え、江戸時代には参勤交代の一行が利用しました。
また、門脇の樹齢300年の「かいづかいぶき」は松平主税(後の徳川吉宗)が植樹したと言われています。

 

6.長慶寺


神亀年間(724年頃)行基により創建され、聖武天皇の勅願寺であったと伝えられています。本尊は行基自作の秘仏であり、60年に1度の御開帳となっています。

6月には、参道石段の両脇や二つのアジサイの谷をはじめ、全山がアジサイで彩られることから、アジサイ寺とも呼ばれ、プロ・アマチュアを問わず多くのカメラマンが訪れます。また、高台にある本寺からは泉南市を一望でき、さらには関西国際空港や淡路島も望む事ができます。

 

7.信達宿の野田藤


古い街並みが残る熊野街道にある梶本さんのお宅では、樹齢40年を超える1本の野田藤が毎年4万もの花房をつけます。4月中旬から下旬の藤の見頃には、一週間程度「熊野街道信達宿のふじまつり」が開催され、藤棚が一般公開されるため、遠方からの花見客で賑わいます。期間中は、藤棚のそばに観賞台が設置され、藤を上から観賞することができます。眼下に広がる藤の花は、まるで紫の雲海のようで圧巻です。

 

8.アトリエ泉南石綿の館・泉南石綿碑


大阪府泉南地域は、明治末から石綿(アスベスト)繊維産業が盛んでした。なかでもここ泉南信達地区は工場が集中立地する石綿紡績産業の中心地でした。

2006年から8年半の長きにわたり続いた泉南アスベスト国家賠償請求訴訟は、2014年最高裁にて原告勝訴の判決が確定しました。その勝訴を記念し、また石綿被害により奪われた多くの命の鎮魂、すべての石綿被害根絶の願いを込めて、2015年に訴訟関連団体により「泉南石綿の碑(せんなんせきめんのひ)」が建立されました。

 

9.往生院 

※途中
泉南市と隣市の境を流れる男里川河口にみられる大阪府沿岸域に今なお現存する河口干潟で、底質は砂質、砂泥質、泥質です。規模は小さいものの、塩生植物や、ハクセンシオマネキなどの珍しいカニも見られ、また、周年にわたって、シラサギ、ユリカモメが飛来し、バードウォッチングにも利用されています。

 

 

10.伝 信達一之瀬王子跡

恋するせんなん
地蔵菩薩 馬頭(ばとう)観音を祀っており、この辺りに熊野詣の
九十九王子のひとつ、信達一之瀬王子があったと想定されています。
鎌倉時代初期の歌人藤原定家の熊野御幸記によると
「天晴るる払暁道にいでて信達一ノ瀬王子に参ず 
また坂の中において祓う 次いで地蔵堂の王子に参ず 
次いでウハ目王子に参ず」とあり、後鳥羽上皇一行が
ここを出発したときの様子が記されています。

 

11.林昌寺

恋するせんなん
林昌寺(りんしょうじ)の山号は「躑躅山」といい、平安時代後期、
堀河天皇が行幸のおり、山躑躅(つつじ)が見事であったことから、
山号を躑躅山と改めたという歴史があります。京都・東福寺
「本坊庭園」等で知られる日本を代表する作庭家重森三玲作のモダンな寺庭では、毎年4月下旬から、庭の上部と向かって左側の刈込に
ツツジが咲き乱れ、5月中旬から下旬にかけて、中央の波のような
大刈込のサツキが見頃を迎えます。昔、躑躅丘と言われた
丘陵の一角であり、山の斜面を利用した見事な景観です。