波乱の歴史と名工の傑作
専徳寺
江戸末期の名工「奈良利」の傑作・石造りの「天水桝(てんすいます)」があることで知られています。
寺伝によると、創建は明応3(1494)年。戦国時代には、泉州に勢力を伸ばしてきた根来寺と手を結び、深い掘割(ほりわり)をつくり、寺を城郭化、「城屋敷」や「城の谷」と呼ばれていたと伝わります。今も一部残る当時の掘割がその時代を物語ります。その後、天正5(1577)年、織田信長の紀州攻めにより樽井にも兵火が及び全焼したとのことです。
歴史に恋する
アート南海電鉄樽井駅周辺寺根来街道周辺浜街道周辺