国登録有形文化財の山田家住宅の3月の一般公開! 
数々のおひなさまを江戸時代の調度とともに

先月に引き続き、3月も「ひなまつり」として2日間公開され、一刀彫、段飾りびな、掛け軸など、山田家所蔵のひな人形が展示されます。

また、25日(土)は、山田家から徒歩14分程度、大苗代にある「泉南市埋蔵文化財センター」の土曜開館日でもあります(9:30~16:30)。国史跡・海会寺跡からの発掘品(国の重要文化財)を常設展示、また戦前には一大観光地であった砂川奇勝についての展示もあります(住宅内の公園にその奇岩や白い崖の一部が残っており、鉄道ファンや歴史ファンが訪れる人気スポットとなっています。本サイト内の砂川奇勝についてのコラムも人気ページのひとつです)。こちらもぜひお立寄りください。

【とき】2023年3月25(土)・26(日)午前10時~午後4時

【ところ】旧庄屋・豪農 山田家住宅(JR新家駅から徒歩約4分、駅前の案内板に表示あり)
【内容】山田家所蔵のひな人形展示
【入場料・申込み】不要
(ただし、建物保存のため任意でパンフレット代として100円の協力金をお願いしています)
【その他】山田家住宅表門近くに駐車可能スペースあり。
【問合せ】生涯学習課(☎483-2583)

山田家は、代々、庄屋職を務めた江戸時代からの豪農で、江戸時代の大庄屋屋敷の様子を現在までよくとどめています。

約840坪の敷地内の計8棟、主屋、玄関棟、台所棟、米蔵、土蔵、表門、長屋門、土塀は、いずれも江戸中期から末期の建造物で国の登録有形文化財です。米蔵は現在では民族資料館として利用されています。

主屋は本瓦葺2階建、この地方には珍しい妻入り、間取りは食い違い三間取り系の古式を残す点に特徴があります。

また、日本最古級の和時計や、江戸時代の火縄銃などに加えて、

数々の建物内の調度品からも当時の文化的な豪農の生活がうかがえます。

※現在でも個人のお住まいですので無断で見学などされないようお気をつけください。

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山田家住宅


表門


表門を入ると、長屋門がみえます。そこをはいると…

主屋が正面に♪