金熊寺梅林組合が一緒に活動する方を募集しています
“金熊寺梅林を市民に誇れる憩いの場、安らぎの場とし、
静寂な金熊寺盆地の大自然を公園化する!“ ……そのために
一緒に活動してみませんか!?
金熊寺梅林は泉南市内でも最も早くから知られた観光スポットの一つです。
長らく梅林の管理を担ってこられた金熊寺梅林組合の福本代表から、梅林を愛していただいている皆様へメッセージを預かりました。ぜひご覧ください。
金熊寺梅林組合 代表 福本氏からのメッセージ
金熊寺梅林組合 代表 福本 寛さん
【金熊寺梅林について】
金熊寺では戦前から梅づくりを行ってきました。
金熊寺梅林は盆地で、中の千本、奥の千本、一目千本というように、昔から広範囲にあり早くから観梅の名所として知られたところです。一時、戦争の影響による労働者不足で、金熊寺梅林は竹藪やただの山になりかけましが、梅林組合が開墾して、25年前に現在のような梅林の姿になりました。
【金熊寺梅とは】
金熊寺梅の白梅の特徴は、梅の実の種が小さくて、皮が薄く果肉が厚い特徴を持っています。したがって完熟するまで梅をおいておくと、梅が落下して表面に傷がついていまします。この傷がつかないように収穫時期を的確にすることが極めて大切です。青梅の紅が差した状態の時に収穫します。この収穫時期が一斉に重なりますので、人手不足が生じ、梅林組合としては非常に困っています。
【こだわりの梅干し】
同一畑で育った紅梅や、他村の梅については、たとえ収穫できたとしても廃棄します。
先人達はこの教えを厳守し、金熊寺梅の品質の維持、確保に努めてきました。
金熊寺梅林組合では、収穫と同時にその日のうちに水洗いをして塩漬けにします。
その後、三日三晩の土用干しや貯蔵・保存を経て、やっと皆様にお届けできる梅干しになるのです。この間、化学肥料や農薬、化学調味料等も一切使用しておりません。昔ながらの塩とシソのみを原料に、昔ながらの製法で金熊寺梅干しは作られています。
【引継ぎたい思い】
現在、梅の手入れは、ボランティアの人達に頼ってはいますが、高齢化による労働力不足が一番の問題となっています。今後は若い世代に、この素晴らしい金熊寺梅を、金熊寺梅林を引継いでいきたいと考えています。
【一緒に活動しませんか】
衷心より金熊寺梅を愛して、市民に誇れる憩いの場、安らぎの場を目指す、そして静寂な金熊寺盆地の大自然を公園化するグループを育成したいと考えています。
一緒に活動をしていただける方をお待ちしております。
【お問合せ先】
泉南市観光協会・観光案内所
〒590—0522 泉南市信達牧野395-4
TEL/FAX 072-493-8948 (水~日の10:00~16:00、月・火は休所日、イベント開催時は開所の場合有)
HP: https://welcome-sennan.com/
E-mail: info@welcome-sennan.com
☆☆☆ 興味のある方は、観光協会までご連絡を!! ☆☆☆
金熊寺梅林の過去の開花の様子については↓↓をご覧ください。
2017年より以前については、
泉南市ウェブサイトの金熊寺の梅林ページをご覧ください。