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古代寺院跡の桜
国の史跡である白鳳時代の古代寺院「海会寺(かいえじ)」跡には、建設に携わった豪族の屋敷跡を見ることができる広場や散策路があります。ここは、春になると広場一面が桜の花で覆われます。また、回廊跡では、一部復元された柱廊、五重塔基壇を背景に枝垂れ桜が優雅な姿をみせます。
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芝桜とソメイヨシノの競演は必見!
泉南市農業公園「花咲きファーム」内の芝生広場に隣接して「芝桜のスロープ」が整備され、春の人気スポットのひとつになっています。市民も参加し、約13,000株の芝桜が植えられました。 見頃は4月初旬から下旬の約1ヶ月。4月初旬には、ソメイヨシノとの競演が美しく、市民の新しい憩いの場になっています。気温の下がる朝や夕方は、花の香りも濃厚で、鳥のさえずりも聞かれ、訪れた人の心を和ませてくれます。
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世界有数のイングリッシュ・ローズガーデン
世界中の薔薇愛好家から圧倒的な支持を得ているデビッド・オースチン・ロージズ社のローズガーデンが見学できます。同社の直営ガーデンは、本国の英国以外ではここ泉南市だけ。デビッド・オースチンのローズコレクション約3000株以上が咲きそろう様は圧巻です。咲きそろう春にはローズフェスティバルが、花の色と香りが濃厚な秋にもローズイベントが開催されます。
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モダンな日本庭園に咲き誇るツツジとサツキ
林昌寺 (Rinsho-ji Temple) のツツジ・サツキ
林昌寺(りんしょうじ) (Rinsho-ji Temple) の山号は「躑躅山」といい、平安時代後期、堀河天皇が行幸のおり、山躑躅(つつじ)が見事であったことから、山号を躑躅山と改めたという歴史があります。京都・東福寺「本坊庭園」等で知られる昭和を代表する作庭家 (landscape architect)・重森三玲(しげもりみれい -SHIGEMORI Mirei)作のモダンな寺庭では、毎年5月、ツツジに続いて美しく刈り込まれたサツキが見頃を迎えます。庭は昔、躑躅丘と言われた丘陵の一角であり、山の斜面を利用した見事な景観です。
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愛された4万房の藤
古い街並みが残る熊野街道にある梶本さんのお宅では、樹齢30年を超える1本の野田藤が毎年4万房もの花房をつけます。藤が満開を迎える毎年4月には「藤まつり」が開催され、その時には垂れ下がる藤を見上げるだけでなく、上から藤の花房を見渡すことができます。