泉南市信達岡中にある「林昌寺(りんしょうじ)」のツツジは、綺麗に咲いてきています♪
JRの踏切を渡って林昌寺に到着すると、まず目に入るのが、木陰の下のこのツツジの刈込です。
豪華に咲き揃うよりもつつましやかに咲く姿に風情を感じます。
京都・東福寺の「本坊庭園」や岸和田城の「八陣の庭」(どちらも国の名勝です)で知られる、日本を代表する作庭家であり日本庭園史の研究家でもある重森三玲(しげもりみれい)が作った「法林の庭」は、上部と向かって左の刈込がツツジ、中央の刈り込みがサツキです。
サツキは、例年5月中旬~下旬が見頃。少し赤くなっている部分は、早咲きが混じっているそうです。
青もみにが美しい4月。
法林の庭はぐるりとまわれるようになっています。ぜひさまざまな表情をお楽しみください♪
林昌寺は行基開山と伝わる真言宗の古刹。山号は「躑躅山」といい、平安時代後期、堀河天皇が行幸のおり、山躑躅(つつじ)が見事であったことから、山号を躑躅山と改めたという歴史があります。