泉南市の男里にある男神社(おのじんじゃ)の本殿が、大阪府の指定文化財になりました。

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昭和初期に撮られた本殿の正面外観写真です(NPO法人摂河泉地域資源研究所提供)。現在は、本殿のすぐ前に拝殿と渡り廊下が建っており、このような全体像を撮ることができず、貴重な記録となっています。

 

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こちらも昭和初期撮影の内観写真です(NPO法人摂河泉地域資源研究所提供)。白黒写真ですが、彩色が美しく残っているのがうかがえます。

男神社の本殿は、全国的にも数少ない五間社流造(ごけんしゃながれづくり)と呼ばれる建築で、大阪における江戸時代前期(17世紀中ごろ)の代表的な建築です。

 

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本殿と同時に、末社若宮神社(わかみやじんじゃ)本殿も大阪府指定文化財になりました。こちらは、江戸時代中期(17世紀末から18世紀前期)の建築です。写真は現在の若宮神社です。拝殿の右手に鎮座しています。

詳細は、泉南市ウェブサイト「男神社(おのじんじゃ)本殿と若宮神社(わかみやじんじゃ)本殿」をご覧下さい。コチラ←クリックして下さい。

男神社の紹介ページ←クリックして下さい。