スポットの紹介

恋するせんなん

林昌寺(りんしょうじ) (Rinsho-ji Temple) の山号は「躑躅山」といい、平安時代後期、堀河天皇が行幸のおり、山躑躅(つつじ)が見事であったことから、山号を躑躅山と改めたという歴史があります。京都・東福寺「本坊庭園」等で知られる日本を代表する作庭家 (landscape architect)・重森三玲(しげもりみれい -SHIGEMORI Mirei)作のモダンな寺庭では、毎年4月下旬から、庭の上部と向かって左側の刈込にツツジが咲き乱れ、5月中旬から下旬にかけて、中央の波のような大刈込のサツキが見頃を迎えます。昔、躑躅丘と言われた丘陵の一角であり、山の斜面を利用した見事な景観です。

スポットの魅力

4月下旬から咲くツツジ

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ツツジは、4月下旬から、法林の庭の上部と向かって左側、そして本堂のほうに上がっていく緩やかな坂の部分(山門に向かって左手)の大きな刈込に咲いてきます。

基本情報

スポット名 林昌寺 (Rinsho-ji Temple) のツツジ・サツキ
住所 〒590-0523 泉南市信達岡中395
電話番号 072-483-2705
定休日 年中無休
駐車場 有り(40台)
アクセス 【電車】 JR阪和線「和泉砂川駅」徒歩約30分
備考

林昌寺 (Rinsho-ji Temple)についてはコチラ(観光スポットのぺージ)でもご紹介しています。

 

林昌寺 (Rinsho-ji Temple)の「法林の庭」についてのコラムはコチラ

 

ツツジ・サツキの開花情報については、毎年見頃時期に「せんなん花回廊・開花情報」のページで紹介しています。

 

林昌寺 (Rinsho-ji Temple) の雪景色は、コチラの写真アルバムでご覧ください。

 

 

2018年5月愛宕権現社の三百年記念柴燈護摩についてのレポートはコチラ(フェイスブック)

 

「法林の庭」は以下の4冊の書籍で紹介されています。
1)「重森三玲 2 自然の石に永遠の生命と美を贈る (シリーズ京の庭の巨匠たち 5) 」
重森三明 京都通信社 (2010) (日英併記)

2)「重森三玲 庭園の全貌」 中田勝康  学芸出版社 (2009)
長年にわたって重森三玲を研究されている中田先生の本です。

3)「重森三玲の日本庭園」 水野克比古、重森三明  光村推古書院(2015)

4)「大阪地名の謎と歴史を訪ねて」若一光司 KKベストセラーズ(2009)

重森三玲庭園美術館公式ウェブサイト
重森三玲旧宅は現在美術館になっています。「重森三玲をもっと知る」ページもありますのでご参照ください。

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