スポット紹介
泉南市内には歴史的に重要な五つの街道が走っています。
2つ目の街道としてご紹介するのは「浜街道」です。江戸時代、大坂と和歌山とをつなぐ、紀州街道のうち、鶴原(泉佐野市)で分岐し、海岸沿いに進むルートがこの街道でした。孝子(きょうし)越街道としても知られています。一時は、紀伊藩主および家中の往来などの通行量が信達を通る熊野街道(小栗街道)よりも多かったようです。
スポットの魅力
吉田松陰も訪れた
平成27年度の大河ドラマで話題の吉田松陰も浜街道近辺を訪れました。嘉永6年(1853年)3月、岡田地区の医師・山田文英宅に12日間滞在しました。当時、諸国をめぐる遊学者にとって農村・漁村の素封家や医師などの知識人は物心両面のパトロン(支援者)であり、山田医師もそういった支持者の一人であったと考えられます。
基本情報
スポット名 | 浜街道 |
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駐車場 | 無し |
アクセス | 南海本線「岡田浦駅」下車、海側へ徒歩3分、南海本線「樽井駅」下車、山側へ徒歩1分で最寄の浜街道に着きます。 |
備考 |
「せんなんの街道マップ(浜街道)」はコチラの泉南市のサイトからダウンロードできます。 |