泉南市埋蔵文化財センターの古代ハスもつぼみをつけはじめました1☺
泉南市の信達大苗代にある泉南市埋蔵文化財センターでは、市民の方々と協力して「古代ハス」を育てています。
「古代ハス」とは、故大賀博士が、1951年に2,000年前の地層から発見し、発芽に成功した「大賀ハス」 のこと。
埋蔵文化財センターでは、その大賀ハスの子世代のレンコンを徳島県立埋蔵文化財センターから譲っていただいて育てています。
というのも、埋文センターは、信達大苗代にある飛鳥時代の大寺院跡「国史跡・海会寺跡広場」の道を隔てて向い側にあり、海会寺跡からの出土品(国の重要文化財)302点を一部常設展示しているのですが…
海会寺は、造営の記録も残っておらず、謎に満ちた大寺院なのです。
出土品のなかには、ハスの花をデザインした美しい瓦があり、
海会寺の謎を解く重要な手がかりだと言われています☺
それにちなんでここでは古代ハスを育てているのです☺
ロビーにある海会寺の五重塔の相輪の復元模型。実際の三分の一の大きさ。
右側の黒いのが人の大きさとしてみてください。
泉南市埋蔵文化財センター
(土曜(第2・第4土曜は開館) 日曜、祝日、年末年始 ※要休館日確認)
明日の6月14日(土曜日)は、埋蔵文化財センターの開館日です。
あじさいの長慶寺から、車で5分、徒歩なら20分程の距離にあります。
道を隔てて向かい側にある国史跡・海会寺跡広場も新緑が美しい季節です。ぜひお越しください。
お越しの際は、埋文センター2階に展示されている美しい蓮模様の瓦もどうぞお見逃しなく。