泉南市信達岡中の林昌寺。

ツツジが咲いてきています☺

ふじまつり会場から熊野街道を歩いて徒歩25分ぐらい。散策がてら立ち寄られる方が多いようです。

JRの踏切を渡って竹林の奥にある林昌寺に到着すると、まず目に入るのが、さわやかに咲く木陰の下のツツジの刈込♪

そして、京都・東福寺の「本坊庭園」や岸和田城の「八陣の庭」(どちらも国の名勝)で知られる重森三玲が作庭した「法林の庭」のツツジ。

日本を代表する作庭家であり日本庭園史の研究家でもある三玲が、本堂の東側、愛宕山の頂上に向かう斜面に作ったのが「法林の庭」です。

その上部と向かって左の刈込がツツジ、中央の刈り込みがサツキ。

サツキは、例年5月中旬~下旬が見頃。少し赤くなっている部分は、早咲きが混じっているそう。サツキはもう少しお待ちください♪

林昌寺は行基開山と伝わる真言宗の古刹。山号は「躑躅山」といい、平安時代後期、堀河天皇が行幸のおり、山躑躅(つつじ)が見事であったことから、山号を躑躅山と改めたという歴史があります。

竹林の奥にあるとても静謐な雰囲気のお寺です ☺

林昌寺のツツジとサツキ

 

仏足石