泉南市埋蔵文化財センターの古代ハスが開きました!
まだまだつぼみも多いのでしばらく楽しませてくれそうです。
「古代ハス」とは、故大賀博士が、1951年に2,000年前の地層から発見し、発芽
に成功した「大賀ハス」のこと。
埋文センターは、飛鳥時代の大寺院跡「国史跡・海会寺跡広場」の道を隔てて向
い側にあり、海会寺跡からの出土品(国の重要文化財)302点を一部常設展示し
ているのですが…
その中には、ハスの花をデザインした美しい瓦があり、
それらの中には、大阪市の四天王寺、奈良県桜井市の大寺院跡・吉備池廃寺で見つかった瓦と同じ木型で作られた瓦があります。
造営の記録が残っていない謎の多い大寺院「海会寺」の謎を解く重要な手がかりだと言われています。
それにちなんで、埋文では市民の方と協力して毎年古代ハスを育てています。
埋文は、あじさいの長慶寺から、車で5分、徒歩なら20分程の距離にあります。
ぜひこの機会に、展示室のあるセンター2階にもお寄りください。入場無料です。
泉南市埋蔵文化財センター
(平日及び第2・第4土曜は開館 ※要休館日確認)
また、道を隔てて向かい側にある国史跡・海会寺跡広場も新緑が美しい季節です。
こちらもぜひお越しください。